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2009/06/19 (Fri)

紫陽花の露に太陽が注ぎ、夕方の麦酒がこよなくおいしい季節がくると
京の町にはコンチキチンが聞こえてきて、鉾建てがはじまります。

060711giontyotin001.jpg


* * * * * *

学生時代の4年間を京都で過ごしたことはこれまでに書いてきました。
葵橋の東詰め、糺の森に下宿することになった私は、何を勘違いしたのか大学に入学したことで目的を達成したかのように小説を読み耽りJAZZを聞いては昼夜逆転の生活に没頭した。
朝になると下宿の裏の風呂屋の横丁から鴨川に出て朝の空気を贅沢に吸い込んで就寝するという生活ぶり。
夕方になると近くの焼肉中華屋さんで焼肉の鉄板を磨いたり、餃子を包んだりして
サントリーホワイトを呑んでいた。今思うと二十歳前の分際でなんと優雅なことか。
バイトが終わるとKBS 京都放送の諸口あきらさんのラジヲを聴きチビチビと。
夜中にも拘らずギターを弾いては下宿仲間に聞いてもらっていました。
その頃は布引のサイフォンコーヒーを点てては今夜は旨いなどと悦に入っていたから可愛いもののです。
面白いもので温度や時間や豆の種類でこんなに変わるものかと言うほど味が違って面白かったのを覚えています。

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そういう学生生活が始まって暫くするとチェリッシュというデュオが「なぜに貴方は京都に行くの」というまったく迷惑な流行歌をうたって猫も杓子も京都に行くという社会現象が生まれてきました。
お陰で友人知人が京都を案内せよという機会に恵まれ、京都駅から2番の市電で東山を回りお決まりのおコースを案内することもルーチン化したこともありました。
 その頃にもう少し女性の気持ちを理解できる心を持ち合わせていたらなぁと未だにシャイな自分を省みるのであります。
たぶん哲学の小道沿いにあった金福寺というお寺の庭が、nori観光のお薦めで
そこの縁側に腰掛けては色んな話をアーデモナイコーデモナイ、そやそやと話した思い出があります。
それから南禅寺の水路閣を回って三条で夕食というワンパターンでしたが相手の方は常に一見さんでしたから喜んでくださいました。
本命だった彼女は誰かの嫁はんになりました。
懐かしい思い出話も無いではありませんがさらっと話を進めます。

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そんな生活は楽しくもありなすが、慣れというのは恐ろしいもので次第に「これでいいのか」と自答することになって参ります。

 父親が学校から呼び出され「息子さんは学校に来ていません。このままでは進級が困難です」といわれたと下宿の黒電話がなったときには、ハッ!として必須の語学だけは受けるようになりました。
今ご縁を頂き大変お世話になっている大阪のセンセとたぶん広小路にある研心館ですれ違ったのはこの頃だと思います。
 当時のボクはフォークソングが命の頃で、フォークソング同好会というサークルに入れてもらい女性一人と男2人の3人グループを組み、明けても暮れても「幻の翼とともに」とか「これが僕らの道なのか」を練習していました。
当時は未だコピーバンドが主流で今のようにオリジナル曲を歌う人は珍しい頃でした。
シンガーソングライターのかかりで吉田拓郎さんや武蔵野タンポポ団の高田わたるさん、プカプカのディラン2が出ていた頃であります。

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 そうそう、そろそろ祇園祭の季節です。
宵々々々山の話がでてきます。一回生二回生の頃は四条河原町にある高島屋屋上のビアガーデンでバイトしていました。
三回生からは前述の中華焼肉店の屋上で大文字の送り火をみなが中華焼肉店の屋上で大文字の送り火を観ながらビールを下からもってきてゴクリとやっていました。
送り火の時間帯はお客さんはお見えにならないものでして。
終わってからそりゃ地獄の3時間が続くのです。ユニホームの白衣はビチョビチョでラーメンの汁なんかがかかっていますが知ったこっちゃ無い状態です。
 この頃は写真なんか興味のキョも無いころでしたが、今思えば随分美味しいシーンに出くわしていたと思います。

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祇園あたりにて(2006~08)写真5枚ともFA 77mm F1.8 Limited
Pentax istDS 10D 20D で撮影、istDS の描写が一番京都に似合うように思います


随分更新していないのですが、有難いことに続きは未だかと言うコメントを頂くことがあります。
お調子者のブログ管理者はこういうご声援に敏感に反応する実にわかりやすい習性がありますのでお含み下さると助かります。
この辺で続きは次回と言うことで


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c3685

数年ぶりの「学生時代」今更と思い、今だからとも思い・・・
甘いこと苦いこと色々と経験したのもこの時期ですよね
noriさんは京都で私は熊本で異なる場所で、同じ時間を似た様に過ごしていたのですね
懐かしい時間があるから京都の写真がまぶしいです

c3686

いよっ・・・・・待ってましたぁ・・・!
次回の続きが楽しみです。
  • harasawa
  • 2009/06/19(Fri) 17:55:43
  • URL
  • Edit

c3687

味わい深い文章にピタッとマッチする味わい深い写真の数々。最高の室内楽を聴いている思いです。

c3690

日鷹さん

懐かしい時間がきっとどこかにいつもあるんでしょう
うれしいコメントありがとうございます

c3691

harasawa さん

乞うご期待
あてにはしちゃだめよ

c3692

NK さん

センセに室内楽にたとえて頂いて
感激至極の極み
もう イッちゃいそうです

c3698

諸口あきら、広小路、研心館・・・、懐かしいですね。甘酸っぱい青春時代を思い出しています。

c3700

武蔵さん

青春は何故にすっぱいのかなあ

どうして今頃想うのか
まだまだ若いと思ったりするのであります。
コメントありがとうございました。
  • nori
  • 2009/06/21(Sun) 22:06:21
  • URL
  • Edit

c4060

「京都で過ごした学生時代」シリーズ更新を楽しみにしております。
あの街で大学時代を送れたことは、
我が人生でもっとも素晴らしいことでした。
  • わらてん
  • 2009/09/07(Mon) 22:05:15
  • URL
  • Edit

c4062

わらてんさん初めまして(ですよね?)

更新お待たせしております。
わらてんさんって
もしかして
いやきっとわら天神のことなんでしょう
いつも使ってました、わら天神電停。
懐かしい限りです。

もう少し頭を整理して続きを書きたいと想っています。
どうぞ気長にお待ちくださいますようにヽ(^。^)ノ

c4950

イヨっ、まってましたああああ!
IPadで顔文字かけないぞっ!
  • NK
  • 2010/07/10(Sat) 19:59:56
  • URL
  • Edit

c5070

家カフエ

陽光露台 テラス

happy moment
up to you.
friends.

by della
  • della
  • 2010/10/16(Sat) 20:40:46
  • URL
  • Edit

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